ご無沙汰しています。この12月1日発売の家庭画報1月号から一年間12回、ジュエリーについての毎月4ページという、長大な連載を始めます。いつものブランド紹介とは別で、これはアルビオンアートさんが所蔵する膨大なジュエリーの中から、それぞれのテーマにあったジュエリーを選び、かなり詳細にそれぞれのジュエリーについての解説を付けたもので、写真は素晴らしい、ぜひ読んでください。1月号は金細工の古代のものと、19世紀に活躍したカステラーニとジュリアーノの金細工品を扱い、2月号はインタリオとカメオを扱います。
作品の多くは、これまでに紹介されなかったものがほとんどで、こうした凄いジュエリーが日本にあるということを知って欲しいとも思います。ジュエリーがほとんどアクセサリー化している今の日本のジュエリー界にとって、本当の、凄みのあるジュエリーとはどういうものかが、わかると思いますし、参考になればと思います。
私ももう80歳を超え、これが最後の仕事かなと思いながら書いています。私も唖然となるジュエリーが並びます。ぜひ、見て読んでくだされば幸いです。取り急ぎ。